認知症

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令和4年6月10日 令和4年度 新人研修

令和4年6月9,10日の2日にかけて、院内新人研修を行いました。
今回の研修には、令和3年5月から令和4年5月までの期間に入職した、看護部13名・事務部1名・診療部1名の計15名が参加しました。

<研修1日目>
最初に諸隈院長の激励の言葉で開会しました。
毎年恒例の自己紹介『新人1分間スピーチ』で、全員が顔見知りになったところで、病院規約を説明しました。
次に、2019年に新設した生活支援部について、コンセプトである『地域に開かれた、地域に根付いた病院づくり』を軸に講義を行いました。


■院長の激励

■事務部長の規約の説明、講義の様子



その後、医療安全や感染対策、薬物療法や精神保健福祉法の講義など、とりわけ精神科病院で勤務する上での基礎知識について講義を行いました。
感染対策の講義では、全員が実際にガウンを着用しながら、ガウンテクニックの手順や感染予防のポイント等を学習しました。

 
■ガウンテクニックの確認中


<研修2日目>
看護部の紹介から始まり、主に精神科看護の実務に携わるにあたり必要な知識と当院で症例の多い精神疾患についての講義を行いました。
また、現在当院は、全職員が認知症サポーター資格を取得する取り組みを行っており、新人研修に認知症サポーター養成講座を組み込んでいます。キャラバンメイトの資格を持つ当院の看護師・作業療法士が講師となり、認知症についての基礎知識から、体操を交えながら、認知症の患者様への対応のポイントを楽しく学習しました。

 
■認知症サポーター養成講座の様子
 新人研修最後のプログラムは、『自殺予防対策 ゲートキーパー養成研修』でした。
ゲートキーパーは、『命の門番』の役割を果たす人のことです。
この研修では、ゲートキーパーとして具体的に何ができるのか、役割について学びました。
自殺と、精神疾患(障がい)・こころの健康は切り離せないものであるため、精神科で従事する職員として、悩んでいる人のSOSに気づき、関係機関と速やかに連携し支援ができるように、新人研修にて研修を行っています。
今回の研修で学んだことを基に、これからの業務に生かしてもらいたいです。